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成立カレンダーと期間損益報告書と資産推移グラフの違いを比較

マネースクエアのトラリピを使っていると、収益を把握するデータの資料としていくつかの見方があります。

・成立カレンダー
期間損益報告書
・資産推移グラフ

みっく

いろんな指標があって違いがよく分からないから、マネースクエアさんに問い合わせて、違いを比較して、表にしてまとめてみました!

目次

マネースクエアで算出できる各種の収益報告データの比較表(R6.5.26以降)

R6.5.26以降、システムが変更され、資産推移グラフと期間損益報告書と成立カレンダーの基準日が同じ日になりました。下記の赤いセルの部分が変更点となります。

データ成立カレンダー期間損益報告書資産推移グラフ
損益発生基準成立ベース(発生ベース)
リアルタイム
成立履歴のデータ
受渡ベース
(即日反映)
スワップポジション決済分のみ
自分でスワップ振替した金額は載ってこない
ポジション決済分と
スワップ振替等も表示に含まれる
ポイントキャンペーン各種ポイントによる証拠金振替等は含まれないポイントによる証拠金振替やキャンペーン関連の数値も反映
表示データの更新リアルタイムに反映データの更新は14時以降に前営業日のデータが反映される
(例)2024年9月の損益額371,370円371,370円376,770円

損益発生基準が統一されました(例:1月分の比較)

具体的には損益発生基準がどう変わったのか、を分かりやすくまとめてみました。

例えば、リアルタイムに成立履歴が反映されていた成立カレンダーで1月分(1月1日~1月31日)の1カ月分のデータを見たとき、

今までは期間損益報告書や資産推移グラフは2日後(利食いや損切りの成立から2営業日後(ドルカナダのみ1営業日後)に確定)となっていたので、同じ1月分でも2日間分、損益金額がずれた数字が反映されていました。

成立カレンダー期間損益報告書資産推移グラフ
改定前(R6.5.26前)1/1~1/311/3~2/21/3~2/2
改定後(R6.5.26以降)1/1~1/311/1~1/311/1~1/31
反映される数値ポジション決済分のみポジション決済分
スワップ振替分
ポジション決済分
スワップ振替分
ポイント&キャンペーン分

上記のように基準とされる日が統一されたため、それぞれの表に反映される数値の違いだけになりました。

成立カレンダー:その月の売買(ポジション決済:スワップ同時決済分)

期間損益報告書:スワップのみ振り替え分(自分でスワップのみを決済)まで含めた数値

資産推移グラフ:ポイントバックの金額まで全て

といった感じで、自分が見たいデータはどういった指標を見たいのか、それぞれ参考にしてみて下さい。

みっく

スワップ振替分まで見るのか、ポイントバックも含めた数字まで見たいのか、という違いになってきました。参照される期間が統一されたのはとても良いですね。

年度で数値を見たい場合の注意点

R6.5.26からのシステム変更のため、R6.5.25までのデータは下記に書かれてる基準での数値となります。

例えば、1月1日から12月31日までのデータを見る場合に、

R6年度だとR6.5.25以前は2日違いのデータとなるため、
完全に1年で統一されたデータを見るには、

R6.6月以降分から(1月1日から12月31日であればR7年度)の分からとなりますので、注意が必要です。

マネースクエアで算出できる各種の収益報告データの比較表(R6.5.26以前)

成立カレンダー、期間損益報告書、資産推移グラフの比較表を作成しました。

損益算出の基準ですが、それぞれ微妙に参照している部分が違ったりしています。

3つのデータの集計方法の違いの比較と、実際に僕の2023年11月の収益でそれぞれどのような数字になるのかも一番下の欄に記載してあります。

データ成立カレンダー期間損益報告書資産推移グラフ
損益発生基準成立ベース(発生ベース)
リアルタイム
成立履歴のデータ
受渡ベース
利食いや損切りの成立から2営業日後
(ドルカナダのみ1営業日後)に確定
スワップポジション決済分のみ
自分でスワップ振替した金額は載ってこない
ポジション決済分と
スワップ振替等も表示に含まれる
ポイントキャンペーン各種ポイントによる証拠金振替等は含まれないポイントによる証拠金振替やキャンペーン関連の数値も反映
表示データの更新リアルタイムに反映データの更新は14時以降に前営業日のデータが反映される
(例)2023年11月の損益額355,027円304,052円306,752円
みっく

3つとも計算期間や基準となる収益の範囲が違うから、見え方が少し変わってくるけど、実際の収益額に違いがあるわけではないので安心して下さい♪

成立カレンダーの損益算出基準は?

まずは成立カレンダーです。

成立ベース(発生ベース)となっています。

成立履歴からのデータを使っているので、利食いや損切りしたものがリアルタイムで乗ってきます。

ポジション決済に対するスワップ確定も含まれます。

ただし、スワップ振替を行っても成立履歴に載ってこないので、スワップ振替の数字は載ってきません。

成立カレンダーでは、2023年11月分の損益は355,027円になっています。

こちらはリアルタイムの反映になるので、月次の数字としては一番近い数字になると思います。

利用する注意点としては、当月と前月と前々月の3カ月分しか表示されず、過去の遡りはできないため、毎月スクショを撮りためていく必要があります。

このブログでは月ごとに収益報告を行っていくつもりなので、月次の収益に関しては、こちらの成立カレンダーを主に使っていきます。

そしてあまり普段はスワップ振替を行わないのですが、年末にマイナススワップ振替を行った場合には、そちらの数値を成立カレンダーの数字とは別に計上していこうと思います。

期間損益報告書の損益算出基準は?

次に期間損益報告書についてです。

こちらは1枚もので大きく、スマホ表示だと見にくいため、サンプルとして、書類を見やすく加工したものを掲載します。

成立カレンダーとは違って、こちらは受渡ベースとなります。

利食いや損切りの成立から2営業日後(ドルカナダのみ1営業日後)に数字が確定します。

例えばですが、11/25に成立したものは11/27確定分として数値に出てきます。

スワップ振替等も表示に含まれます。
ポイントによる証拠金振替等は含まれません。


データの更新は14時以降に前営業日のデータが反映されます。

期間損益計算書では、2023年11月分の損益は304,052になっています。

約2日遅れての計算値なので、年間合計の損益の数字として算出した場合には、2日間の誤差が生じてきます。

PDF1枚で出せる資料なので、印刷して見たいときなどは分かりやすいと思います。

資産推移グラフの損益算出基準は?

最後に資産推移グラフです。

期間損益報告書と同様、受渡ベースとなります。

利食いや損切りの成立から2営業日後(ドルカナダのみ1営業日後)に確定します。

スワップ振替等も表示に含まれます。
ポイントによる証拠金振替やキャンペーン関連の数値も反映されます。


データの更新は14時以降に前営業日のデータが反映されます。

年次表示では当年を含む12年表示ができるので、過去の数値を見る際には便利です。

資産推移グラフでは、2023年11月分の損益は306,752になっています。

約2日遅れての計算値なので、年間合計の損益の数字として算出した場合には、2日間の誤差が生じてきます。

期間損益報告書の数字にポイントやキャンペーン関連の数値も含まれてくるので、少し数字が大きくなる形です。

受渡前スワップ累計というのは、現在、保有ポジションに累積しているスワップの累計なので、まだ決済されていないスワップポイントの累計です。

ポジションを決済したり、スワップ受け取りをした後2営業日後に、確定したスワップはスワップ損益の方に載ってきます。

成立から2日後のデータとはなってしまいますが、資産推移グラフが全ての収益の合計ということになります。

ただし、サイトの注意書きには「資産推移グラフの数値は参考情報です。その正確性については万全を期しておりますが、内容を保証するものではありません。」と書かれていますので、あくまでも参考値という形で見ていけたらと思います。

みっく

僕は月次は成立カレンダーを元に、年間は資産推移グラフの数字も参考にデータを作成してみようと思います。それぞれのデータの算定基準方法があるので、使いやすい資料を使ってみて下さいね♪

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