2024年10月のFXトラリピ月次収益実績報告

みっく

トラリピを始めて、29か月目。今月の収益は…?

目次

2024年10月のFXトラリピ月次損益実績報告(開始29カ月目)

今月の実績月次損益は次の通りでした。

2024年10月の月次売買損益は
+340,291円でした。

2024年売買損益累計
+2,647,887円

スタートからの全期間損益累計
6,977,583

10月の確定損益は+340,291円、新規成立は523回、決済成立は409回と、安定した利益を確保しました。

日別の動きを見ると、10月10日の+35,588円を筆頭に、10日・15日・16日と中旬にかけて高水準の日が多く、月間収益の大部分をこの期間で稼いだ形です。一方、月後半にはやや伸び悩み、特に22日(+2,406円)や25日(+2,345円)など利益が低い日も見られました。

総じて、USD/CADとAUD/NZDの二枚看板が全体収益をけん引し、EUR/USDやNOK/SEKが安定的にサポートする構造となりました。GBP/USDは含みポジションを抱えたまま越月しており、11月はこの反発タイミングが収益押し上げの鍵になりそうです。

「継続して生き残る」「年間通して利益が積み重なれば良い」と、ミスらない形を考えていくためにも、敢えてそのまま継続していきます。

とはいえ、トラリピの設定を毎月コンサルタントと話し合いながら少しずつ変えていますが、定期的なメンテナンスをきちんと行えば、後は自動売買なので自分の時間を無駄にせず、売上が順調に伸びるトラリピには本当に感謝しています。

みっく

今月はAUD/NZD(オージーキウイ)の圧倒的なパフォーマンスに助けられています。リスク分散した他の通貨ペアもいい感じで、マネースクエアのコンサルとの相談が本当に役に立っています。

トラリピ開始からの累積実績損益の推移

2024年10月のFXトラリピ収益・通貨ペアの内訳

今月はAUD/NZD(オージーキウイ)USD/CAD(ドルカナダ)EUR/GBP(ユーロポンド)EUR/USD(ユーロドル)GBP/USD(ポンドドル)そして、NOK/SEK(ノックセック)という構図になっています。

現状の稼働中の資金配分は次の通りです。(レンジアウト中のトラリピは含めていません)

AUD/NZD(オージーキウイ)
売り 1,100万分 買い 1,000万分
USD/CAD(ドルカナダ)  

売り 580万円分 買い 320万円分
EUR/GBP(ユーロポンド) 

売り 200万円分
EUR/USD(ユーロドル)
売り 200万円分
GBP/USD(ポンドドル)
買い 200万円分

NOK/SEK(ノックセック)
買い 500万円分

となっています。

通貨ペア別コメント

GBP/USD(+9,030円 / 新規52回・決済10回)
明確な下降トレンドが続き、決済機会が少ない1カ月。下値圏でポジションが積み上がっており、今後の反発局面での利益化が期待されます。

USD/CAD(+99,082円 / 新規131回・決済106回)
今月の最大貢献通貨ペア。中旬以降に力強い上昇トレンドが形成され、高値圏での決済が多く発生。1.39台後半〜1.40手前まで上昇したことで、ショート側の決済が効率良く進みました。

AUD/NZD(+93,387円 / 新規252回・決済163回)
回転率が非常に高く、エントリー・決済ともに全通貨ペアで最多。1.08台後半〜1.11台前半のレンジ内で上下を繰り返し、トラリピ向きの値動きとなりました。

EUR/USD(+69,453円 / 新規–回・決済55回)
新規建てはゼロながらも、過去ポジションの決済が進行。10月は下降基調の中で反発局面があり、含み益ポジションが決済されやすい環境でした。

NOK/SEK(+56,355円 / 新規36回・決済44回)
値動きはやや限定的ながら、下値圏からの戻りで決済が発生。回転率は低めですが、設定ロットあたりの利益効率は安定していました。

EUR/GBP(+12,984円 / 新規52回・決済31回)
月末の急反発が印象的。下旬に一気に0.8430台まで戻した動きで決済が進みましたが、全体では低めの利益額にとどまりました。

みっく

ロスカットレートの設定、確認をしっかりしていくことで、最大限リスクを減らしていけると思います。どの手法も完全な方法はないのですが、コンサルと相談しながらできるのは助かりますね。

証拠金維持率と評価損は?

2024年10月のポジションサマリです。AUD/NZD(オージーキウイ)のボラティリティが高く、持ち玉をたくさん持ったり、掃けたりしているのが分かります。

2024年10月31日のポジションサマリ

10月もUSD/CAD(ドルカナダ)が含み損を抱えたままなのですが、想定範囲内です。マイナススワップが結構きつくなってきますね。

1.32を下回るまで、マイナススワップを支払い続けますが、それ以上の収益を上げれる見込みで、持ち続けていきます。

通貨ペアに関しては、マネースクエアの世界戦略の3通貨ペアとNOK/SEK(ノックセック)GBP/USD(ポンドドル)です。設定的にはレンジを外れたCAD/JPY(カナダ円)です。

USD/CAD(ドルカナダ)は裁量で設定した2つのレンジの評価損が影響して、他の通貨ペアよりも評価損が大きい形です。コンサルをやる前の2022年8月に自分で仕掛けた設定がずっと含み損&マイナススワップです。

USD/CAD(ドルカナダ)の継続中の裁量設定(失敗設定です)

現在、稼働しているのはマネースクエアの世界戦略の3通貨ペアとNOK/SEK(ノックセック)、そしてGBP/USD(ポンドドル)EUR/USD(ユーロドル)となります。

CAD/JPY(カナダ円)はトラリピ設定はしたままですが、レンジを外れています。

AUD/NZD(オージーキウイ)
EUR/GBP(ユーロポンド)
USD/CAD(ドルカナダ)

NOK/SEK(ノックセック)
EUR/USD(ユーロドル)
GBP/USD(ポンドドル)

CAD/JPY(カナダ円)…レンジアウト

引き続き、USD/CAD(ドルカナダ)は捕まったままです…笑
もう1.32よりも下へ行くタイミングはなかなか来ないのだろうか…泣

みっく

FXの自動売買をやってみてわかったことは、資金管理の重要性です。トラリピ設定では、ロスカット設定をきちんと管理し、資金配分には少し余力を持たせることが大事だと思いました。

ロスカットに関しては裁量取引でも自動売買でも基本的に同じですが、トラリピの自動売買ではロスカット設定を深く持ち、耐える方向で考えるため、損切りが難しいことが多いのが実際のところです。

それでも、設定をしっかりと行い、レンジ幅を超えた際にはロスカットを実行し、再度仕切り直す形を取ることが重要です。

2024年10月のFX投資元本(トラリピ運用資金)

2024年10月の時点では、入出金累計額が3,010万となっています。(先月から変更なしです。)
預託証拠金(入金+利益分)で3,709万になりましたが、現状、運用に回しているのは2,740万程度です。

その中で、レンジアウトしている資金が560万ほどあるので、しっかり運用で回ってる資金は2,180万ほどです。
(裁量の売りで捕まっているドルカナダの売り、設定しているがレンジアウトしているユーロポンドの売り、カナダ円やドルカナダの買いなどがあります)

そのため、もう少し資金量を増やしてもいいかなと思えています。

評価損益を含め、全決済したときの損益は?

自動売買はナンピン前提でポジションを持ち続けるため、評価損は常に発生しやすい設計です。
評価損益は保有するポジションが多くなれば、評価損も増えますが、ポジションを持たなければ決済もない形です。

評価損益は毎日変動するため、その時々で変わってしまいますが、

参考として「すべてのトラリピ設定を解除し、月末時点で全決済した場合の仮定値」を掲載します。

2024年全決済損益

資金効率の推移(月次・年間累積・開始以来・平均)

資金効率(評価損益なし)

2024年資金効率(評価損益なし)

資金効率(評価損益込み)

2024年資金効率(評価損益込み)

2024年10月時点のトラリピ設定

今月は思い切って、動かしていた4つのトラリピ設定をすべて解除しました。
それぞれが役目を果たし、十分な利益を残してくれたので、いったん一区切り。


寂しさもありますが、次のチャンスに向けて資金を開放できたことは大きな意味があります。

EUR/USD(売り) 2設定

  • 投入資金:2,000,000円(1.05000〜1.11000)+700,000円(1.11000〜1.15000)
  • 総利益+104,787円(下レンジ)+51,107円(上レンジ)=+155,894円
  • 設定期間
    下レンジ:2024年6月26日〜2024年10月24日(120日間)
    上レンジ:2024年8月27日〜2024年10月24日(58日間)
  • 設定期間内の資金効率
    下レンジ:約5.24%
    上レンジ:約7.30%

10月24日に、ずっと動かしていた売り設定を一旦解除しました。
このEUR/USDの売り設定は、期間中しっかりと「波を取り切った」内容でした。

下レンジは約4カ月の運用で5%超の効率を確保し、安定感のある利益を積み上げ。
一方、8月末からの上レンジは短期勝負でしたが、レンジ内での活発な値動きを活かし、わずか2カ月弱で7%超を達成。

どちらも想定どおりの役割を果たし、気持ちよく解除できた設定でした。

EUR/USD(売り・1.05000〜1.11000)

投入資金:2,000,000円
総利益:+104,787円

設定期間:2023年10月19日〜2024年10月24日(371日間)
設定期間内の資金効率5.24%

みっく

6月末からじっくりと運用してきた下レンジ設定。
レンジ下限からの戻りや上値での反発を着実に拾い、4カ月で5%超の資金効率を確保しました。長期的に見ると派手さはありませんが、「安定して稼ぐ」というトラリピの良さが出た設定です。

EUR/USD(売り・1.11000〜1.15000)

投入資金:700,000円
総利益:+51,107円
設定期間:2024年8月27日〜2024年10月24日(58日間)
設定期間内の資金効率7.30%

みっく

8月末に仕掛けた短期勝負のレンジ。
稼働期間は2カ月弱でしたが、レンジ内で値動きが活発で、短期間で7%超の効率を達成しました。短期集中で結果を出せた手応えがあり、こういう設定は今後もチャンスがあれば狙っていきたいところです。

USD/CAD(買い)2設定

  • 投入資金:2,200,000円(1.32500〜1.38000)+1,000,000円(1.34000〜1.38000)
  • 総利益+411,379円(臨時追加分)+81,019円(追加買い分)=+492,398円
  • 設定期間
    臨時追加:2023年10月19日〜2024年10月24日(371日間)
    追加買い:2024年6月4日〜2024年10月24日(142日間)
  • 設定期間内の資金効率
    臨時追加:約18.70%
    追加買い:約8.10%

このUSD/CADの買い設定は、長期運用と短期追加の二本立てで利益を重ねてきました。

臨時追加分は1年以上の運用で19%近い効率を叩き出し、トレンドにしっかり乗った堅実な結果に。

追加買い分も半年足らずの運用で8%超を確保し、サブ的な役割ながら大きく貢献。どちらも十分な成果を残してくれたので、解除の判断にも迷いはありませんでした。

USD/CAD(買い・1.32500〜1.38000)

投入資金:2,200,000円
総利益:+411,379円
設定期間:2023年10月19日〜2024年10月24日(371日間)
設定期間内の資金効率18.70%

みっく

約1年間運用したロングレンジ設定。
大きなレンジ抜けもなく、往復売買が安定して続いたことで、約19%の効率という素晴らしい成果に。長期運用らしい積み上げ型の利益で、まさに「育てたレンジ」という感じです。

USD/CAD(買い・1.34000〜1.38000)

投入資金:1,000,000円
総利益:+81,019円
設定期間:2024年6月4日〜2024年10月24日(142日間)
設定期間内の資金効率8.10%

みっく

6月に追加した短期寄りのレンジ。
本体設定と重なる部分がありながらも、利益の上積みにしっかり貢献し、約8%の効率を確保。追加設定の意義を感じられる結果となりました。

2024年10月末時点のチャート

AUD/NZD(オージーキウイ)の日足チャート

みっく

AUD/NZD(オージーキウイ)日足チャート分析(2024年10月末時点)
10月のAUD/NZDは、月初から中旬にかけて反発上昇が目立ち、1.10台を回復する展開となりました。中旬以降は1.1100付近まで上値を伸ばす場面がありましたが、明確な突破には至らず、高値圏でのもみ合いが続きました。

ショート設定(青レンジ)は1.1100~1.1150にかけて機能しており、レンジ上限到達時には売りポジションの決済機会が発生しました。

一方、ロング設定(赤レンジ)は1.08436~1.07542付近に配置されており、9月末から10月初旬にかけてこのゾーンでの買いエントリーが複数成立。その後の反発で含み益を伸ばす場面も見られました。

月末時点では1.09985付近で推移し、短期的には上値が重いながらも1.0950前後のサポートを維持している状況です。今後は1.1100の突破可否と、1.0900割れの有無が短期トレンド転換の分岐点となりそうです。

EUR/GBP(ユーロポンド)の日足チャート

みっく

EUR/GBP(ユーロポンド)日足チャート分析(2024年10月末時点)
10月のEUR/GBPは、月初から中旬にかけて下落基調が続き、0.8350割れの安値圏に接近する場面がありました。特に中旬には一時0.8300台前半まで下げ、ショート優位の展開が目立ちました。

しかし、月末にかけては急反発が発生し、0.8430台まで急伸。終盤では短期的に買い戻しの勢いが優勢となり、下値ゾーンから大きく切り返す形となりました。

ショート設定(青レンジ)は0.8700~0.8750付近に位置し、現状はまだ上値余地があるため、今後の戻り局面での売りエントリー機会が見込まれます。ロング設定は0.83490付近にあり、10月後半の急反発局面でポジションが利益方向に進む展開となりました。

今後は0.8450付近のレジスタンスを突破できるか、または再び0.8350を試す展開になるかが、短期トレンドの分岐点となります。

USD/CAD(ドルカナダ)の日足チャート

みっく

USD/CAD(ドルカナダ)日足チャート分析(2024年10月末時点)
10月のUSD/CADは力強い上昇を見せ、月初の1.34台から一気に1.39台まで上昇しました。月末時点では1.3920付近と高値圏にあり、ショート設定(1.39800〜1.40000)に近づいています。

このまま1.4000を試す動きとなるのか、高値圏での反落が始まるのか、11月初旬の値動きに注目が集まります。

GBP/USD(ポンドドル)の日足チャート

みっく

GBP/USD(ポンドドル)日足チャート分析(2024年10月末時点)
10月のGBP/USDは下落トレンドが鮮明で、月初の1.31台から月末には1.29付近まで下落しました。特に1.3000割れ以降は戻り売りが優勢で、ロング設定(レンジ1.23000)は依然として遠く、下押し圧力が続いています。

短期的には1.2850〜1.2900付近がサポート候補ですが、割り込むとさらに下値を探る展開も想定されます。

EUR/USD(ユーロドル)の日足チャート

みっく

EUR/USD(ユーロドル)日足チャート分析(2024年10月末時点)
10月のEUR/USDは序盤から中旬にかけて下落基調が続き、1.0800割れを試す展開となりました。下旬には反発局面に入り、1.0870付近まで戻すも、まだ下降トレンドラインを明確に突破するには至っていません。

現状は1.0900台が上値の壁となっており、この水準を抜けられるかが11月相場のポイントとなります。ロング設定やショート設定はチャート上に明確には見られませんが、方向感の変化が近い可能性があります。

NOK/SEK(ノックセック)の日足チャート

みっく

NOK/SEK(ノックセック)日足チャート分析(2024年10月末時点)
10月のNOK/SEKは0.9650〜0.9700付近でのもみ合いが続きました。上値は0.9700台後半で抑えられ、ロング設定(レンジ0.93000)までの距離は大きく保たれたままです。

今後は0.9750突破で上昇トレンドが加速する可能性がある一方、0.9600割れでは下方向への動きが強まりそうです。

CAD/JPY(カナダ円)の日足チャート

CAD/JPY(カナダ円)は全然下がってくる気配はないですね。。。下のほうでじっくり待つしかないです。ノーポジが続きます。

みっく

CAD/JPY(カナダ円)日足チャート分析(2024年10月末時点)
10月のCAD/JPYは月初から堅調に推移し、中旬以降は108円台後半から110円台に乗せる上昇トレンドが続きました。月末直前には110円台半ばをつけたものの、利益確定売りに押され109円台中盤までやや反落しています。

ロング設定は100円付近(レンジ99.976)にあり、10月はそのゾーンには届かず上昇基調を維持。短期的には110.00円付近がレジスタンスとして機能しており、突破できれば再度上値を試す可能性があります。

みっく

今月も引き続きマネースクエアのコンサルティングを受けながら、安全な資金管理を行っています。

月々の収益はやや低めですが、相場がいつ大きく変動するか分からないため、ナンピンを使った自動売買では、資金効率を犠牲にしてもリスク回避を重視しています。

毎月の設定も慎重に行い、レンジ内でうまく動作するように調整しています。

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