みっくトラリピを始めて、3年9ヶ月(45ヶ月目)。
2026年2月の収益はどうだったでしょうか—?
今月の利益は88万円。5ヶ月ぶりのプラスです。
ただし中身のほとんどは、AUD/NZDの売りを守るために置いていた買いを、まとめて利確した分でした。
守りを外したので、口座の評価損は逆に203万円増えています。
2026年2月のFXトラリピ月次損益実績報告(開始45ヶ月・3年9か月目)
今月の実績月次損益は次の通りでした。
※はスワップ振替後の確定ベースの金額です。
日々の成立と月間の売買損益
今月は新規86回・決済179回。決済のほうが2倍以上多く、抱えていたポジションが減った月です。
金額は日々の積み上げより、26日にまとめて利確した832,135円が中心になっています。


月末の口座状況とスワップの内訳
月末の預託証拠金は39,525,082円、有効証拠金は30,248,152円、証拠金維持率は373%でした。
評価損益は▲9,276,930円で、スワップの欄と合わせて画像のとおりです。


画像のスワップ欄にある+348,823円は、ひと月に受け取った合計ではありません。
払うスワップは毎月末に確定損益へ移すので、この欄から消えます。受け取るスワップは決済するまでこの欄に残ります。
つまりこの欄には、今持っているポジションが溜めている受取スワップだけが見えている状態です。
今月の総評


2026年2月の月次確定差益は+887,911円でした。
10月から4か月続いたマイナスが、5ヶ月ぶりにプラスへ戻っています。
売買損益は+1,107,573円。先月の129,108円から、桁が1つ上がりました。
ここからマイナススワップの振替▲219,662円を引いた887,911円が、今月の確定損益です。振替は先月の180,588円より4万円増えています。
2026年の累計は+836,431円になり、1月の▲51,480円を取り返しました。
金額の中心はAUD/NZD(オージーキウイ)の+836,550円で、月全体の4分の3を占めています。
そのあとにNOK/SEK(ノックセック)の+115,337円、USD/JPY(ドル円)の+94,564円が続きました。
ただし、この836,550円のほとんどは、2月26日にまとめて利確した買い28万通貨の分です。トラリピが回って積み上がった利益ではありません。
AUD/NZDの売り85万通貨は1月末から動いていません。
その一方で、口座全体の評価損益は▲9,276,930円。先月末の▲7,248,040円から203万円増えました。理由は後半の「証拠金維持率と評価損は?」で説明します。
証拠金維持率は先月の366%から373%へ上がっています。


2月の動き(通貨別ハイライト)
- AUD/NZD +836,550円
ほとんどは2月26日に利確した買い28万通貨の分です。売り85万通貨は動いていません。 - NOK/SEK +115,337円
価格が上がって、持っていた買いが順に決済されました。ポジションは257万通貨から183万通貨に減っています。 - USD/JPY +94,564円
1月15日に置いた設定が2月に入って32回決済され、5日に利確して設定も消しました。 - EUR/USD +23,242円
売りの設定レンジの中を価格が上下し、新規と決済が交互に出ました。 - EUR/GBP +15,010円
月末に価格が上に跳ねましたが、月全体では設定レンジの近くで動いていました。 - USD/CAD +10,839円
先月ほど価格が離れず、持っている量はほぼ変わっていません。 - GBP/USD +7,286円
1月に置いた2本のうち、下側の設定レンジで新規が進みました。 - ZAR/JPY +4,745円
2ヶ月目に入り、設定レンジの下のほうで小さく決済が出ています。




リスクと運用姿勢(翌月への持ち越し)
証拠金維持率は373%、有効証拠金は30,248,152円です。先月の366%から7ポイント上がりました。
ただし維持率が上がった一方で、評価損は203万円増えています。数字の向きが逆なので、片方だけ見ても口座の状態は分かりません。
私が維持率より先に確認しているのは、持っているポジションが設定レンジのどこにあるかです。
評価損がいちばん大きいのはAUD/NZDの売り85万通貨で、数量も平均価格も先月末から変わらず、マイナススワップを払い続けています。
3月に決めているのは、レンジの外に出たままの売りを増やさないことです。
あわせて、マイナススワップを払い続けている設定は、利確できるタイミングで消していきます。
相場をどう見るかは、月に一度の面談で人の目を通してから決めています。
注文を出す部分は仕組みが受け持ってくれるので、私はどこまで残すかに時間を割けています。この形があるから続いてきました。



利益が大きく出た月なのに、評価損は増えています。
売りを守っていた買いを利確したので、売りの評価損がそのまま表に出た形です。
売りの数量は先月末と同じで、増やしても減らしてもいません。
数字の出方が変わっただけだと受け止めています。
トラリピ開始からの累積実績損益の推移












折れ線は45ヶ月目まで来ました。開始からの累計は+8,992,929円です。
先月の8,105,018円から88万円ほど伸びて、線の先は上を向いています。
2026年の線も、1月のマイナスを取り返して上向きに戻りました。
ここまでの45ヶ月分を、手を加えずにそのまま載せています。使っているトラリピは、下のボタンから見られます。
2026年2月のFXトラリピ収益・通貨ペアの内訳


ここに並ぶ金額には、スワップ振替の負担が入っていません。
振替は口座全体でまとめて処理するので、ペアごとの取り分に割り振れないためです。
見えているのは売買から出た結果だけ、という前提でご覧ください。
AUD/NZD(オージーキウイ):+836,550円
今月の利益の4分の3がこのペアです。
ただしほとんどは、2月26日に利確した買い28万通貨の分です。売りから出た利益ではありません。
売りは856,000通貨・平均1.10557で、1月末から1通貨も動いていません。
評価損益は▲6,668,508円。買いを利確したので、この売りの評価損がそのまま出ています。
NOK/SEK(ノックセック):+115,337円
価格が0.94台まで上がり、持っていた買いが順に決済されました。
ポジションは1,830,000通貨・平均0.97270で、先月の2,570,000通貨から70万通貨あまり減っています。
評価損益は▲479,111円。買いなのでプラススワップを受け取る側で、持っているあいだの支払いはありません。
USD/JPY(ドル円):+94,564円
1月15日に置いた設定が2月に入って32回決済され、5日に利確して設定も消しました。
ポジションは残っていないので、評価損益もありません。
同じレンジで11日にもう一度置きましたが、こちらはその日のうちに消しています。詳しくは後半の設定の項に書きます。
EUR/USD(ユーロドル):+23,242円
価格が1.18前後で上下し、売りの設定レンジの中を行き来しました。
ポジションは売り92,000通貨、平均1.13400。評価損益は▲515,957円です。
売りはマイナススワップを払う側なので、ポジションが残るあいだはコストも残ります。
EUR/GBP(ユーロポンド):+15,010円
価格は0.87台の狭い範囲で動き、月末の数日だけ上に跳ねました。
売り87,000通貨、平均0.85512で、評価損益は▲264,898円です。
先月末より持っている量は増えましたが、評価損の金額は他のペアより小さめです。
USD/CAD(ドルカナダ):+10,839円
先月ほど価格が離れず、持っている量はほぼ変わりませんでした。
売り261,000通貨(平均1.32472)に加えて、買いも16,000通貨あります。売りと買いの両方を置いている状態です。
評価損益は▲1,304,779円。1月に足した買いの設定レンジの中を、価格が通っています。
GBP/USD(ポンドドル):+7,286円
1月に上下2本を置いたうち、下側の設定レンジで新規が進みました。
ポジションは買い15,000通貨、平均1.36564。評価損益は▲43,421円です。
先月の7,000通貨から倍以上に増え、設定が動き始めています。
ZAR/JPY(ランド円):+4,745円
置いてから2ヶ月目に入りました。
買い20,000通貨を平均9.816で持っていて、評価損益は▲256円です。
先月の40,000通貨から半分に減り、設定レンジの下のほうで小さく決済が出ています。



並べてみると、AUD/NZDだけが桁違いです。
しかもその中身は、決済を繰り返して積んだものではなく、利確したときにまとめて出たものでした。
2位以下はいつもの月と同じくらいの大きさで、そちらは普通に決済が出ています。
ペアごとの数字は、良し悪しに関わらず毎月そのまま出しています。中身は下のボタンから見られます。
証拠金維持率と評価損は?
2026年2月28日のポジションサマリ


- 預託証拠金:39,525,082円
- 有効証拠金:30,248,152円
- 評価損益:▲9,276,930円
- 証拠金維持率:373%
【図解】評価損の意味は前提で変わる


評価損をどう受け止めるかは、金額だけでは決まりません。価格が設定レンジの中にあるか、外に出ているかで意味が変わります。
レンジの中なら、価格が上下するたびに決済が出ます。レンジの外に出たままだと決済は出ず、ポジションはそのまま残り続けます。
AUD/NZDの売り85万通貨は、いま3つの条件が重なっています。決済が出ていない、価格がレンジより上に抜けている、マイナススワップを払っている。
この3つが揃うと、評価損はいちばん大きくなります。
2月26日までは、この売りの上に買い28万通貨を置いて、売りの評価損を一部打ち消していました。
売りは価格が上がると評価損が増え、買いは上がると利益が出るので、両方持つと打ち消し合います。
買いはプラススワップを受け取る側でもありました。利確したので、いまは売りだけが残っています。評価損が203万円増えたのは、相場が動いたからというより、この守りを外したためです。
USD/CADの売り26万通貨もレンジの外ですが、1月に置いた買い1.6万通貨はレンジの中にあります。同じペアで、売りは止まり、買いは動いている状態です。
NOK/SEKの買い183万通貨はプラススワップを受け取る側です。価格が上がった分だけ決済が進みました。持ち続けても払うコストはありません。
GBP/USDとZAR/JPYは置いてから2ヶ月目で、まだ量が少ない段階です。
評価損益は▲9,276,930円。1月末の▲7,248,040円から203万円増えました。
画像の内訳は、ポジションの評価損▲9,625,753円と、受取スワップ+348,823円です。
払うスワップは毎月の振替で確定損益に移しているので、ここには残りません。受け取るスワップは決済するまで残ります。
だからこの欄のスワップは、必ずプラス側だけが見える仕組みです。ひと月に受け払いした差額ではありません。
同じ量を持っていても、スワップの金額は月ごとに変わります。理由は2つです。
1つは、1日あたりのスワップ単価が変わること。もう1つは、月によって持ち越す日数が違うことです。
単価の元になっているのは、2つの国の政策金利の差です。
ただし業者が出す金額は、市場のレートに各社の手数料が乗ったものなので、金利差がそのまま金額になるわけではありません。


【図解】私のスワップ精算のやり方


USD/CAD(ドルカナダ)の失敗トラリピ設定
この設定だけは、コンサルを受ける前に自分だけの判断で置いたものです。
1.300〜1.315の狭いレンジに注文を詰め込んだので、価格がレンジの中にいたあいだは決済が続きました。
いまは価格が1.36468まで上がってレンジの外に出ています。売りなので、上がるほど評価損が膨らみ、マイナススワップも払い続けています。
今月は先月ほど価格が離れず、持っている量はほぼ変わりませんでした。評価損益は▲1,304,779円です。
1.32を割るまで持つ方針は変えていません。


今月は新しく置いた設定はなく、USD/JPYを2本とAUD/NZDの買いを1本、いずれも取り消しました。詳しい中身は後半の設定の項に並べています。
現在稼働中の設定
AUD/NZD
EUR/GBP
USD/CAD
NOK/SEK
EUR/USD
GBP/USD
ZAR/JPY
CAD/JPY(レンジ外で待機中)



毎月この設定を載せ続けているのは、都合のいい月だけ並べても伝わらないと思っているからです(笑)
注文を詰め込めば、レンジの中にいるあいだの決済は増えます。そのかわり価格がレンジを出たときは、詰め込んだ本数がそのまま評価損になります。
いまは利益の効率より、持ちこたえられるかを先に見ています。この設定を消さずに残しているのは、毎月それを思い出すためです。
同じ置き方を二度としないで済んでいるのは、相談できる相手がいるからです。使っている口座は、下から見られます。
2026年2月のFX投資元本(トラリピ運用資金)


2026年2月:預託証拠金39,525,082円/有効証拠金30,248,152円/入出金累計30,100,000円
2月も入金と出金はどちらもなく、元本は30,100,000円のままです。
預託証拠金は確定した利益の分だけ増えるので、今月のように大きく利確した月は増えます。有効証拠金は預託証拠金から評価損を引いた額なので、評価損が増えた今月は逆に減りました。
同じ月に片方が増えて片方が減るのは、この2つの計算が違うからです。
評価損益を含め、全決済したときの損益は?
確定した金額だけを見ていると、手元に残っている在庫のほうが目に入らなくなります。
そこで、今すべて決済したらどうなるのかという数字も並べています。
| 商売でいうと | トラリピでは |
|---|---|
| 店の在庫 | 未決済ポジション(評価損) |
| これまでの売上 | 確定利益 |
| 今日ぜんぶ売り払ったら | 全決済したときの損益 |
【図解】在庫のたとえ


在庫がゼロでは商売になりません。売れるまでは在庫として抱えているだけで、それ自体は失敗ではないという考え方です。
ただし仕入れすぎれば、廃棄(ロスカット)のリスクは確実に上がります。
評価損益を含めた全決済損益(仮定値)


- 月末評価額:▲9,276,930円
- 期末全決済損益:▲284,001円


全部決済した場合の損益は▲284,001円です。先月末の+856,978円から114万円減って、マイナスになりました。
確定利益は88万円増えましたが、評価損が203万円増えたので、差し引きで115万円のマイナスです。
折れ線が2022年9月と2023年の一部で途切れているのは、その月の月末評価額を記録していなかったからです。評価損がゼロだった月ではありません。
この数字は、今まとめて決済したと仮定した場合のものです。そうする予定はありません。
資金効率の定義と比較
資金効率は、投じた元本に対してどれだけ稼げたかの割合です。私は2種類を並べて見ています。
ひとつは評価損益を含めない見方で、確定した利益だけを元本で割ったものです。実際に手にした結果がそのまま出るので、月ごとの働きぶりが分かります。
もうひとつは評価損益を含めた見方で、抱えている在庫も損益として織り込みます。相場が逆行すれば大きく沈むので、こちらのほうが現実に近い姿です。
| 見方 | 評価損益なし | 評価損益込み |
|---|---|---|
| 何を見るか | 確定した利益だけ | 確定+抱えている在庫 |
| 性格 | ぶれが小さい | 相場でぶれる |
| 使いどころ | 毎月の働きぶり | いま畳んだ場合の実力 |
指標は4つ並べます。当月分の月次、その年の年間累積、開始以来の累積、そして開始以来を年率に直した平均です。
【図解】資金効率の4つの見方


資金効率の推移(月次・年間累積・開始以来・平均)
資金効率(評価損益なし)


- 月次:+2.9499%
- 年間累積:+2.7788%
- 開始以来累積:29.8768%
- 開始以来平均(年率換算):7.9672%
月次は+2.9499%で、5ヶ月ぶりにプラスへ戻りました。年間累積も1月のマイナスを吸収して+2.7788%です。
開始以来の累積は29.8768%。45ヶ月かけて確定させてきた分が、3割の手前まで来ました。
資金効率(評価損益込み)


- 月次:▲3.7906%
- 年間累積:▲1.1578%
- 開始以来累積:▲0.9435%
- 開始以来平均(年率換算):▲0.2516%
評価損を織り込むと月次は▲3.7906%で、確定した利益の側とは向きが逆になりました。
開始以来の累積も▲0.9435%となり、先月の2.8471%からマイナスに入りました。
いま全部を決済した場合、元本を割る位置にいるということです。
何年か単位で見るときに基準にしているのは、開始以来平均の年率換算です。
確定だけなら7.9672%、評価損を入れると▲0.2516%。この開きが、抱えているポジションの大きさをそのまま表しています。
今月の資金効率まとめ



2つの数字が、はっきり反対を向いた月でした。
確定だけなら45ヶ月ならして年7%台。評価損を入れると、開始以来の累積までマイナスに入りました。
片方を見て喜び、もう片方を見て落ち込む。どちらもやらないために、毎月2本並べています。
これらの数字が出てくる仕組みについては、こちらにまとめています。
2026年2月時点のトラリピ設定(追加・変更・削除)
2月は新しく置いた設定がなく、取り消しが3本でした。USD/JPYの買いを2本と、AUD/NZDの買いを1本です。
取り消した3本の諸元を、そのまま並べます。
ロスカットラインは設定を置いたときの目安で、その値に触れたら切ると決めているわけではありません。
現に2022年の1本は、目安を超えた位置のまま今も持っています。
【取消】USD/JPY(ドル円)買い


この買いは、選挙と介入に備えて、下がってきたとき用に低い位置へ置いておいたものです。
投下資金は100万円、ロスカットレートは130円としています。これも目安として置いた値で、そこに触れたら必ず切ると決めているわけではありません。
1月15日に置いてから月末までは1回も成立せず、置きっぱなしの状態でした。
1月末に価格が152.000近くまで下がり、買いのポジションが入りました。
2月に入って155.000まで戻り、決済が進みました。34本すべて決済されたところで、2月5日に設定を消しています。
リピートは32回、確定は+94,138円で、評価損益は残っていません。同じ日に設定も解除しました。
1月15日から2月5日まで、およそ20日間の結果です。



利益値幅3.000は広めなので、決済回数は少ないと思っていました。
実際は32回。1回3,000円が積み上がって94,138円になり、100万円の投下資金に対しては十分でした。
選挙で円安に進む可能性もありましたが、介入が入る可能性も同じくらいありました。
ポジションがゼロになったところで欲張らず、いったん設定を消しています。
【取消】USD/JPY(ドル円)買い②




5日に消したのと同じレンジを、11日にもう一度置きました。ただ、このときは米国の利下げ観測もあって、この局面では仕掛けないと決めていたところです。
その決めごとを自分で崩して発注し、あとから雇用統計の10分前だと気づきました。
22時07分44秒に指値で1本目が153.620、22時10分49秒に逆指値で2本目が153.710で成立しています。
22時14分24秒に、2本とも成行で決済しました。成立は153.598で、▲112円と▲22円の合わせて▲134円です。
置いてから消すまでは6分40秒でした。リピートは0回です。



同じレンジ、同じ本数、同じ値幅です。1本目は3週間かけて34本をさばき、2本目は6分40秒で終わりました。
損は134円で、口座の数字には影響ありません。
その後、価格は一度上がってから下がりました。すぐ消しておいてよかったのかもしれません。
【取消】AUD/NZD(オージーキウイ)買い


この買いは、単独で利益を出すための設定ではありません。レンジの上に抜けたまま止まっている売り85万通貨を守るために置いた、買い28万通貨です。
売りは価格が上がると評価損が増えます。買いは逆に、上がると利益が出ます。両方持つことで、売りの評価損を買いの利益で打ち消していました。これを買いヘッジと呼んでいます。
買いを売りの3分の1に抑えたのは、2つ理由があります。
買いはプラススワップを受け取れるので、売りのマイナススワップを一部相殺できること。
それでいて、価格が大きく下がったときに買いの評価損で身動きが取れなくならないこと。
全部を打ち消す量にすると、下がったときに困ると考えました。
利益値幅は0.10000(1,000NZドル)で、28本の指値がほぼ届かない位置にあります。決済させるつもりがない設定です。
狙いは、28本すべてを持ったままプラススワップを溜めて、価格が上がったところで一度に利確することでした。
だから決済0回は設計どおりで、動かなかったわけではありません。スワップの86,092円は、この持ち方だから溜まった分です。
2月は価格が上がり続け、買いのポジションが設定レンジの上のほうまで来ました。ここで利確しています。
利確時の損益は+832,135円。内訳はポジションの利益746,043円とスワップ86,092円です。
2月末の判断としては、取れるところで取っておく、というものでした。



3ヶ月あまり、1回も決済していない設定でした。
それでも今月いちばん大きな利益になりました。決済させずに溜めていた分が、利確したときにまとめて出た形です。
そのかわり、売りを守っていた買いが無くなりました。評価損が203万円増えたのはその分です。
2026年2月末時点のチャート
2月は、資源や北欧の通貨が上を向く場面の多い月でした。
米国の利下げをめぐる見方は前月から大きく変わらず、ドル絡みのペアは方向が定まりにくい動きが続いています。
オセアニア側は買われる流れが続き、私の売りが置いてある位置からは、さらに離れていきました。
そのなかで私の口座は、止まっているAUD/NZDの売りではなく、その上に置いていた買いを利確して2月を終えています。
AUD/NZD(オージーキウイ)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.18676。1月の1.15台からさらに切り上がり、月を通して上を向いたままでした。
50日線・75日線とも価格の下にあり、200日線は1.12台でまだ遠い位置です。
【ファンダ】ニュージーランド側の利下げがひと区切りついた一方、オーストラリア側は資源の値動きが下支えになっているのかもしれません。
この差が、そのまま上向きの流れとして出ているとみています。
【トラリピ】チャートに出ている設定レンジは1.14000・1.11945・1.11500・1.08960・1.08463で、いずれも価格よりずっと下です。
売り856,000通貨・平均1.10557は1月末から動いていません。
2月26日まで置いていた買いの設定レンジ(1.15000〜1.17000)は、利確して消したのでチャートには出ていません。


EUR/GBP(ユーロポンド)の日足チャート



【テクニカル】月末は0.87657。0.86台から0.87台の狭い値幅が続き、最後の数日だけ上へ跳ねました。
50日線・75日線とも価格の下にあり、200日線は0.867付近です。
【ファンダ】ユーロ側と英国側で金利の向きが似通っていて、差がつきにくい時間が続いているとみています。
【トラリピ】売りを置いた設定レンジは0.87500・0.87503で、月末の価格はそのすぐ上に出ました。
売り87,000通貨・平均0.85512、評価損益は▲264,898円。
下側の0.87000の設定レンジは、月の前半に価格が通っています。


USD/CAD(ドルカナダ)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.36468。1月の下げが止まり、1.35台から1.37台のあいだで往復しました。
50日線・75日線・200日線はいずれも価格の上にあり、戻りきってはいません。
【ファンダ】米国の利下げ観測は前月から大きく変わらず、原油まわりの不安材料がカナダ側を下から支える形が続いているとみています。
【トラリピ】上にある1.41984は古い売りの設定レンジで、価格はまだそこまで戻っていません。
1月に足した買いの設定レンジ(1.35554・1.35000)は価格の下側にあり、月の前半に価格が入っています。
売り261,000通貨・平均1.32472と買い16,000通貨・平均1.37813で、売りと買いを上下に並べた状態が続いています。


NOK/SEK(ノックセック)の日足チャート



【テクニカル】月末は0.94938。0.92台から一本調子で上がり、月の後半は0.94台で高止まりしました。
50日線・75日線を大きく上に抜け、200日線も価格より下になりました。
【ファンダ】原油の供給不安が残るなかで、ノルウェー側の通貨が買われやすい地合いだったのかもしれません。
【トラリピ】置いてある設定レンジは0.92948・0.93000・0.90000で、いずれも価格より下にあります。
買い1,830,000通貨・平均0.97270、評価損益は▲479,111円。
先月の2,570,000通貨から減っており、上がった分だけ決済が進みました。


EUR/USD(ユーロドル)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.18105。月初に1.20台まで伸びたあと押し戻され、1.18前後へ戻ってきました。
50日線は価格のすぐ下、75日線・200日線はさらに下にあります。
【ファンダ】目新しい材料は出ておらず、金利差の見え方も先月から動いていないとみています。
【トラリピ】上にある1.20000の設定レンジは、月初の高い場面で価格が届きました。
下の1.16000の2本と1.12000台は、いずれも価格より下にあります。
売り92,000通貨・平均1.13400、評価損益は▲515,957円。売りなので払う側にあたります。


GBP/USD(ポンドドル)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.34701。月の前半に1.37台まで伸びたあと、下げて1.34台で終えました。
50日線が価格とほぼ重なる位置にあり、75日線・200日線はそのすぐ下です。
【ファンダ】ポンド側の材料より、ドルの側で方向が決まりにくかったことのほうが効いたとみています。
【トラリピ】1月に上下2本を並べたうち、上側の1.37490・1.37500は月の前半だけ価格が届きました。
月末の価格は下側の1.33500の設定レンジの上にあり、仕込みが進む位置です。
買い15,000通貨・平均1.36564、評価損益は▲43,421円。先月から倍以上に増えています。


CAD/JPY(カナダ円)の日足チャート



【テクニカル】月末は114.370。112円台から115円台のあいだで往復し、置いた設定レンジからは離れたままです。
50日線・75日線・200日線はいずれも価格の下にあります。
【ファンダ】原油に支えられる場面はありましたが、値動きの主導権は円の側にあった月とみています。
【トラリピ】設定レンジは99.976で、価格はそこから15円ほど上にいます。
ポジションはなく、確定も0円でした。
ポジションを手放したあと、価格が設定レンジへ下りてくるのを待つ状態が続いています。


ZAR/JPY(ランド円)の日足チャート



【テクニカル】月末は9.784。9.5台から9.8台のあいだで上下し、月の後半に上へ戻しました。
50日線・75日線とも価格の下にあり、200日線は8.7台とかなり離れています。
【ファンダ】資源のほうに目が向く年になるのではないか、という置いたときの見方は今月も変えていません。
【トラリピ】置いた設定レンジは9.000〜10.491で、価格はその中の下寄りにいます。
買い20,000通貨・平均9.816、評価損益は▲256円。
先月の40,000通貨から半分に減っており、置いた形の中で入れ替わりが起きています。





2月は、止まっているAUD/NZDの売りには手を付けず、その上に置いていた買いを利確した月でした。
利益88万円だけを見れば良い月です。ただ、売りを守っていた買いを外したので、評価損は203万円増えています。
利益と評価損、どちらか片方だけでは、この月は説明できません。両方を並べて残しておきます。
3月も、金額より先に、ポジションが設定レンジのどこにあるかを見ていきます。
この記事に出した設定も数字も、すべて同じ口座から取ったものです。中身は下から見られます。
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