みっくトラリピを始めて、3年6ヶ月(42ヶ月目)。
2025年11月の収益はどうだったでしょうか—?
先月は、増やした分の維持費が利益を追い越した月でした。
今月は、その利益のほうがほとんど出ませんでした。
2025年11月のFXトラリピ月次損益実績報告(開始42ヶ月・3年6か月目)
今月の実績月次損益は次の通りでした。
※はスワップ振替後の確定ベースの金額です。
日々の成立と月間の売買損益
11月は回転そのものが細りました。まずはカレンダーで、日ごとの成立を見ていきます。


月末の口座状況とスワップの内訳
11月末の口座詳細です。スワップ欄に並ぶ数字が何を指しているのか、画像のあとに補足します。


マイナス分のスワップは毎月の振替で先に確定側へ移しているため、この欄にはほとんど残っていません。プラス分も、決済を終えたものはその時点で確定しています。ここに並んでいるのは、まだ保有しているポジションに紐づく未確定の分だけです。当月に発生した額そのものでも、全期間の累計でもありません。
今月の総評


2025年11月の月次確定差益は▲178,698円でした。
先月に続いてのマイナスです。42ヶ月やってきて、赤字が2ヶ月続いたのは初めてになります。
先月と違うのは、売買のほうが細ったことです。振替前の月間売買損益は+40,044円で、先月の130,652円から3分の1以下に落ちました。
新規成立が51回、決済成立が36回。先月は新規137回・決済132回でしたので、回転そのものが4分の1近くまで減っています。
営業日は20日あり、確定が出たのは14日でした。いちばん大きかったのは11月19日の+5,307円で、月の合計の13%ほどです。
寄与の順はEUR/USD(ユーロドル)の+17,312円、EUR/GBP(ユーロポンド)の+12,874円、NOK/SEK(ノックセック)の+8,929円と続きます。
そしてAUD/NZD(オージーキウイ)が0円でした。
AUD/NZD(オージーキウイ)の確定がゼロになったのは、42ヶ月で初めてです。
新規は11回入っているので、動いていなかったわけではありません。仕掛けは踏んだけれど、利確の側に一度も届かなかった月でした。
月の半ばに1.16台まで駆け上がり、グリッドの上に抜けたまま戻ってこなかったのが効いています。
一方でスワップ振替は▲218,742円。月次で振り替える形になった2025年に入ってからでは、いちばん重い額です。
売買の40,044円の5倍以上あります。差し引きの178,698円が、そのまま今月の赤字になりました。
月末の口座は預託証拠金が38,874,684円、有効証拠金が31,640,303円、証拠金維持率は366%です。
先月の378%からは12ポイントの低下で、下がり方は先月の28ポイントよりさらに緩みました。
コストのほうは、抱えている量で決まります。決済が進まない月でも同じだけ出ていく、という形が今月はそのまま数字になりました。


11月の動き(通貨別ハイライト)
- EUR/USD(ユーロドル)+17,312円
新規17回・決済15回で、2ヶ月続けての稼ぎ頭です。金額は先月の3分の1になりました。 - EUR/GBP(ユーロポンド)+12,874円
決済14回が新規12回を上回った、今月では数少ないペアでした。 - NOK/SEK(ノックセック)+8,929円
新規11回に対して決済5回。0.930近くまで沈み、買いを積み増した側です。 - USD/CAD(ドルカナダ)+929円
新規は成立せず、決済2回のみ。確定としてはほとんど動かない月でした。 - AUD/NZD(オージーキウイ)0円
新規11回に対して決済0回。42ヶ月で初めて、確定が1円も出ませんでした。




リスクと運用姿勢(翌月への持ち越し)
証拠金維持率は366%、有効証拠金は31,640,303円です。
先月の378%から12ポイント下がり、4ヶ月続けて細っています。ただ下がる幅は月を追うごとに小さくなってきました。
161ポイント、28ポイント、12ポイントという並びです。ロスカット水準まではまだ距離があります。
数字が向いている方向と、そこへ動く速さは、分けて見ておきたいところです。
翌月に向けて決めているのは、水準が動いた方向に設定を足さないことです。先月から変えていません。
2ヶ月続けて赤字になると、さすがに何か変えたくなります。ただ在庫を軽くする手段は決済だけで、その決済は値幅が戻ってきて初めて動きます。
設定に手を入れるかどうかは、毎月の点検の場で決めることにしています。
抱えている在庫は、持つほどコストが出ていく側と、持つほどスワップが積み上がる側の2種類に分かれています。内訳は後半の評価損の項で見ていきます。
設定の見直しは、毎月の点検の場に持っていく形を続けています。
今月のように動かさないと決める月でも、その判断を一度そこへ通してあると、翌月まで持ち越せます。



2ヶ月続けての赤字です。▲178,698円。
先月はコストが利益を追い越した月でしたが、今月はその利益のほうが出ませんでした。
売買は+40,044円。プラスで終わった月としては、42ヶ月でいちばん小さい額です。
オージーキウイの決済がゼロだったことが、そのまま合計に出ています。
ただ在庫の増え方は2ヶ月続けて緩んでいます。悪くなる速さのほうは、落ちてきました。
トラリピ開始からの累積実績損益の推移










開始から42ヶ月、全期間の累計損益は+8,348,851円になりました。折れ線が2ヶ月続けて下を向いたのは、この記録では初めてです。
3年以上かけて積み上げた線が、2ヶ月分だけ戻った形です。ここからどう戻していくかも含めて記録を続けます。この形を自分でも試してみたい方は、まず仕組みのほうを見てみてください。
2025年11月のFXトラリピ収益・通貨ペアの内訳


EUR/USD(ユーロドル):+17,312円 / 新規17回・決済15回
今月は下げてから戻す型でした。月の前半に1.145台まで沈み、後半で1.16手前まで切り返しています。
50日線とほぼ重なる位置で終え、75日線は少し上にあります。
新規17回・決済15回とほぼ同じ回数で、確定は+17,312円。先月の49,227円からは3分の1になりました。
売り持ちなので、水準が戻った分だけ含みは重くなっています。確定と評価が逆を向いた形です。
EUR/GBP(ユーロポンド):+12,874円 / 新規12回・決済14回
月の半ばに0.885台まで上げ、月末にかけて0.875近辺まで戻す往復の型でした。
50日線が0.875近辺まで上がってきており、そこに接する位置で終えています。
決済14回が新規12回を上回りました。在庫を減らしながら確定できた、今月では数少ない1本です。
売り持ちでスワップは受け取り側です。水準が戻ってきた分、含みも軽くなりました。
NOK/SEK(ノックセック):+8,929円 / 新規11回・決済5回
0.935の下に沈み、月末にかけて0.930近くまで割り込む場面があった下げの型でした。
50日線・75日線・200日線の3本ともが上にあり、どれも下を向いています。
グリッドへのタッチは新規11回・決済5回で、先月に続いて積むほうが先行しました。
買い持ちでスワップは受け取り側ですが、下げが続くと含みは重くなります。今月いちばん悪化した1本です。
USD/CAD(ドルカナダ):+929円 / 決済2回
月の半ばに1.415台まで上げたあと、月末の数日で1.397まで押し戻される型でした。
200日線が1.394近辺まで下りてきており、そのすぐ上で終えています。
新規は成立せず、決済が2回だけ。確定は+929円と、今月いちばん薄くなりました。
売り持ちのマイナススワップが出続ける側です。含みは先月末からほとんど動いていません。
AUD/NZD(オージーキウイ):0円 / 新規11回・決済0回
月の半ばに1.16台まで駆け上がり、月末にかけて1.14台まで戻す大きな往復の型でした。
50日線が1.140近辺まで追いつき、価格に接するところで終えています。75日線と200日線はまだ下です。
新規11回に対して決済は0回。上に抜けているあいだは利確の側に届かず、確定は1円も出ませんでした。
売り持ちなので、上に張り付いた分だけ含みは重いままです。月末レートは1.14155でした。
GBP/USD(ポンドドル):今月は確定なし
先月末の1.31398から一度1.30台まで下げ、後半で戻して月末は1.32400で終えました。
200日線に接するところまで戻していますが、グリッドの利確にはつながっていません。
今年5月の+41,663円を最後に、確定は出ていません。稼働そのものは続けています。
CAD/JPY(カナダ円):今月は確定なし
先月末の109.949から1円80銭ほど上げ、月末は111.765で終えました。
50日線・75日線・200日線のすべてが下にあり、上げの流れが続いています。
グリッドから外れた位置が続いているので、今月も取引は起きていません。距離はさらに開きました。
戻ってくるまでは静観します。



今月の内訳で目を引くのは、やはりAUD/NZD(オージーキウイ)の0円です。
先月は+46,877円で2番目の稼ぎ頭でしたし、今年ここまでの合計でもいちばん働いてきた1本でした。
それが今月は決済0回。新規だけ11回入っています。
止まったというより、片道が長引いて折り返せなかった、という感じでしょうか。
4ペアで+40,044円。全部が同時に良くなることも、同時に悪くなることもないですね。
確定がほとんど出なかった月も、内訳はこうしてそのまま並べます。中を覗いてみたい方はこちらへ。
証拠金維持率と評価損は?
2025年11月30日のポジションサマリ


- 預託証拠金:38,874,684円
- 有効証拠金:31,640,303円
- 評価損益:▲7,234,381円
- 証拠金維持率:366%
【図解】評価損の意味は前提で変わる


今月も口座詳細とポジションサマリが同じ数字で、Excelの月末値とも一致しました。
評価損は合計で▲7,234,381円です。記録の残っている月では、いちばん重い水準になりました。
ただ、ひとまとめにすると中身が見えません。私はスワップの向きで分けて見ています。
ひとつはUSD/CAD(ドルカナダ)の売りのように、マイナススワップが出続ける側です。
▲2,617,071円を抱えていますが、先月の▲2,630,293円からはほぼ横ばいでした。今月いちばん動かなかった1本です。
もうひとつはNOK/SEK(ノックセック)の買い、EUR/GBP(ユーロポンド)やEUR/USD(ユーロドル)の売りのように、保有中にスワップが積み上がる側です。
NOK/SEK(ノックセック)は▲1,050,878円で、先月の▲865,999円から18万円ほど重くなりました。今月いちばん動いた1本です。
重くなったのは、0.930近くまで沈んだところで買いの建玉が2,130,000通貨から2,310,000通貨まで積み上がったためだとみています。
EUR/USD(ユーロドル)は▲304,930円で、先月の▲244,090円から6万円ほど重くなりました。
新規17回が決済15回を上回って売りが65,000通貨まで増えたところに、水準の戻りが重なった分だとみています。
EUR/GBP(ユーロポンド)は▲277,036円で、先月の▲310,514円から3万円ほど軽くなりました。
決済14回が新規12回を上回って、売りの建玉が89,000通貨から85,000通貨へ減ったことが効いたのだとみています。
こちら側は、レンジから大きく外れないかぎり深刻には見ていません。
そしてAUD/NZD(オージーキウイ)は▲2,984,466円。先月末の▲2,859,066円から12万円ほど重くなりました。
レートは月末にほぼ同じ位置まで戻っているので、重さの増分はレート以外から来ています。
ひとつは上げの局面で新しく載った買いの建玉、もうひとつはCAD/JPY(カナダ円)の上げに表れている円の弱さです。
この評価損は円に直した金額なので、円が弱くなるとレートが同じでも数字は膨らみます。その両方が効いたのだとみています。
なお、口座のスワップ合計は+233,055円と出ていますが、これは保有中のポジションに積み上がっている受け取りスワップの累計です。
マイナス側は毎月の振替で先に精算しており(今月は▲218,742円)、プラス側は利確するまで精算されません。
この欄は仕組み上プラスに寄って見えます。単月の受け払いを差し引きした数字ではない、と付け加えておきます。
先月の375,169円から減っているのも、決済した分の受け取りスワップがこの欄から決済損益のほうへ移るためです。


【図解】スワップ精算の仕組み


USD/CAD(ドルカナダ)の失敗トラリピ設定
トラリピを覚えたての頃に、誰にも相談せず自分だけで並べた設定です。狭い幅へぎっしり置いたので、レンジの中にいた期間は面白いように利確が続きました。
その後レンジを大きく外れ、いまも含み損とマイナススワップを抱えたまま残っています。
今月の月末レートは1.39700。月の半ばには1.415台まで上げていましたが、最後の数日で押し戻されました。
先月末の1.40068からはわずかに下げ、6月末の1.362台から続いてきた上げ基調がひとまず止まった形です。
それでも1.32割れの目安からは、まだ随分と遠いところにいます。
今月の確定がマイナスになった直接の原因はスワップ振替で、その振替を生んでいるのは稼働中の売り持ち全体です。
この失敗設定も、その一部を毎月きちんと負担し続けています。
確定がほとんど出なかった月ほど、この欄の重さがはっきりします。


今月は設定の追加・変更・削除はありません。動いている中身も先月から変わらず、CAD/JPY(カナダ円)だけがレンジの外で順番待ちの状態です。
現在稼働中の設定
AUD/NZD(オージーキウイ)
EUR/GBP(ユーロポンド)
USD/CAD(ドルカナダ)
NOK/SEK(ノックセック)
EUR/USD(ユーロドル)
GBP/USD(ポンドドル)
CAD/JPY(カナダ円・レンジ外で待機中)



3年3ヶ月、毎月きっちり請求書だけ届く設定です(笑)
当時は「狭く濃く置けば効率がいい」としか考えていませんでした。
効率がいいのは本当なんです。ただしレンジの中にいるあいだだけ。
外に出た瞬間、同じ密度がそのままコストの密度に変わります。
密度を決めるときは、外れたときに何年払えるかまで見ておくべきでした。
成功した話だけを並べても参考にならないので、この失敗はこれからも毎月載せ続けます。経緯から見たい方はこちらからどうぞ。
2025年11月のFX投資元本(トラリピ運用資金)


2025年11月時点で、預託証拠金は3,887万円、有効証拠金は3,164万円、入出金累計は3,010万円です。
今月も資金は足していません。入出金累計は3,010万円で止まったままです。
棒(預託証拠金)は先月の3,902万円から3,887万円へ、折れ線(有効証拠金)は3,209万円から3,164万円へ下がりました。
棒が減ったのは、スワップ振替で実際に口座から出ていった分です。折れ線との開きのほうは在庫の重さを表しています。
赤字の月に元本を積めば、維持率の数字だけはすぐ持ち直します。ただ在庫が減ったわけではないので、変わるのは見え方だけです。
この資金のままどこまで回るのかを見ておきたいので、水準は据え置きます。
トラリピは、あらかじめ決めた値幅に注文を並べておき、相場が行き来するたびに自動で売買を繰り返す仕組みです。値動きが行き来を取り戻せば、在庫は順に決済されて軽くなります。
評価損益を含め、全決済したときの損益は?
確定した利益だけを見ていると、実力を過大に見積もってしまいます。抱えているポジションを全部決済したらいくらになるのか、という視点も並べておきます。
私はこれを小売業の在庫にたとえて考えています。
| 商売でいうと | トラリピでは |
|---|---|
| 店の在庫 | 未決済ポジション(評価損) |
| これまでの売上 | 確定利益 |
| 今日ぜんぶ売り払ったら | 全決済したときの損益 |
【図解】在庫のたとえ


在庫がゼロでは商売になりません。売れるまでは在庫として抱えているだけで、それ自体は失敗ではないという考え方です。
ただし仕入れすぎれば、廃棄(ロスカット)のリスクは確実に上がります。
評価損益を含めた全決済損益(仮定値)


- 月末評価額:▲7,234,381円
- 期末全決済損益:+1,114,470円
いま全部売り払ったとすると+1,114,470円です。先月の+1,617,587円から50万円ほど減りました。
確定で▲178,698円、評価損の拡大で32万円。今月もどちらも減る側に効いています。
ただ減り方は、先月の79万円、その前の263万円と比べれば小さくなってきました。
この数字がプラスで残っているうちは、店を畳まずに続けられます。
今月は棚の商品が1つも売れなかった通貨があって、その分だけ売上が立たなかった。ただ棚そのものは、まだ値札のついた状態で残っています。
資金効率の定義と比較
資金効率は、投じた元本に対してどれだけ稼げたかの割合です。私は2種類を並べて見ています。
ひとつは評価損益を含めない見方で、確定した利益だけを元本で割ったものです。実際に手にした結果がそのまま出るので、月ごとの働きぶりが分かります。
もうひとつは評価損益を含めた見方で、抱えている在庫も損益として織り込みます。相場が逆行すれば大きく沈むので、こちらのほうが現実に近い姿です。
| 見方 | 評価損益なし | 評価損益込み |
|---|---|---|
| 何を見るか | 確定した利益だけ | 確定+抱えている在庫 |
| 性格 | ぶれが小さい | 相場でぶれる |
| 使いどころ | 毎月の働きぶり | いま畳んだ場合の実力 |
指標は4つ並べます。当月分の月次、その年の年間累積、開始以来の累積、そして開始以来を年率に直した平均です。
【図解】資金効率の4つの見方


資金効率の推移(月次・年間累積・開始以来・平均)
資金効率(評価損益なし)


- 月次:▲0.59%
- 年間累積:5.52%
- 開始以来累積:27.74%
- 開始以来平均(年率換算):7.92%
確定ベースの月次は▲0.59%で、先月の▲0.20%からマイナス幅が広がりました。
年間累積も6.12%から5.52%へ、2ヶ月続けて下がっています。
資金効率(評価損益込み)


- 月次:▲1.67%
- 年間累積:▲1.39%
- 開始以来累積:3.70%
- 開始以来平均(年率換算):1.06%
在庫を織り込むと月次は▲1.67%で、先月の▲2.63%からマイナス幅は縮みました。
ただ年間累積のほうは0.28%から▲1.39%へ沈み、3月以来のマイナスに戻っています。
今年ここまでの積み上げが、在庫込みで見ると出発点あたりまで戻ったということです。
1ヶ月だけの数字は、どうしても相場の都合で上下します。
地力として見ているのは、開始以来の平均のほうです。
確定ベースで年率7.92%、在庫込みでは1.06%。在庫込みは3ヶ月続けて下がりました。
ここが戻るには、在庫が決済されて軽くなるのを待つしかありません。年単位の話だと思っています。
今月の資金効率まとめ



確定ベースは▲0.59%、在庫込みは▲1.67%。
先月とは逆で、今月は確定ベースのほうが悪くなり、在庫込みのほうは改善しました。
2つの指標がまた逆を向いています。ただ入れ替わっただけなんですよね。
年間累積で見ると、在庫込みは3月以来のマイナス。今年の貯金を一度吐き出した形です。
それでも開始以来の平均はまだプラス側にいます。見る期間を変えると、話も変わります。
2025年11月末時点のチャート
11月は、月の半ばに一度大きく振れてから、月末にかけて元の位置へ戻す動きが目立った月でした。
私の稼働ペアではAUD/NZD(オージーキウイ)とUSD/CAD(ドルカナダ)がどちらもその形で、上に伸ばしたところが最後の数日で削られています。
通貨の強弱でいえば、円がいちばん弱いという構図は変わっていません。
CAD/JPY(カナダ円)が1円80銭ほど上げているのが、その表れだとみています。
ドル円は、今月も設定を置かないままにしています。
ドルのほうは月の後半にやや押され、EUR/USD(ユーロドル)とGBP/USD(ポンドドル)がどちらも戻しました。
何が効いたのかまで特定はできていませんが、往復して戻ってくる動き自体はトラリピと相性がいいはずです。今月はその往復が、いちばん大きい設定のところだけ噛み合いませんでした。
AUD/NZD(オージーキウイ)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.14155。月の半ばに1.16台まで駆け上がり、月末にかけて1.14台まで戻して終えました。
50日線は1.140近辺まで追いついて価格に接しています。
75日線は1.128近辺、200日線は1.105近辺です。
【ファンダ】上下に大きく往復した割に、月末の水準は先月末とほとんど変わりませんでした。
何が効いたのかまでは特定できていませんが、月の後半にニュージーランド側が買い戻される場面があったようにみています。
【トラリピ】新規11回に対して決済は0回で、確定は0円。42ヶ月で初めてです。
売りの856,000通貨は先月末から1本も動かず、代わりに買いが110,000通貨分だけ新しく載りました。
もともと売りと買いの両方を置いてある設定なので、上に抜けた局面で買い側だけが反応した形です。


EUR/GBP(ユーロポンド)の日足チャート



【テクニカル】月末は0.87586。月の半ばに0.885台まで上げたあと、月末にかけて0.875近辺まで戻して終えました。
50日線が0.875近辺まで上がってきており、そこに接しています。
75日線は0.872近辺、200日線は0.858近辺です。
【ファンダ】ユーロ側もポンド側も決め手を欠いたまま、行って戻ってきたという受け止めです。
先月抜けた0.875の帯まで、ちょうど降りてきました。
【トラリピ】新規12回・決済14回で+12,874円。
決済が新規を上回った、今月では数少ない1本です。
売り持ちでスワップは受け取り側です。含みは3万円ほど軽くなりました。


USD/CAD(ドルカナダ)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.39700。月の半ばに1.415台まで上げたあと、最後の数日で1.397まで押し戻されて終えました。
50日線が1.400近辺まで上がって上にあり、75日線は1.395近辺です。
200日線は1.394近辺まで下りてきました。
【ファンダ】上に伸ばしたところで戻されており、1.40の帯が重く効いている印象です。
6月末の1.362台から続いてきた上げ基調が、ひとまず止まった形になりました。
【トラリピ】新規は成立せず、決済が2回で+929円と今月いちばん薄くなりました。
売り持ちなので、保有しているあいだスワップは払い続けます。
含みは▲2,617,071円。月の半ばに膨らんだ分が、最後の押し戻しでちょうど元へ戻りました。


NOK/SEK(ノックセック)の日足チャート



【テクニカル】月末は0.93223。0.935の下に沈み、月末にかけて0.930近くまで割り込む場面がありました。
50日線は0.9385近辺、75日線は0.9395近辺、200日線は0.9410近辺です。
3本とも価格の上にあり、どれも下を向いています。
【ファンダ】このペアについては、今月も見直す材料が出てきませんでした。
ノルウェー側が緩やかに売られる流れが続いている、という程度の受け止めです。
【トラリピ】新規11回・決済5回で+8,929円。
買い持ちでスワップは受け取り側ですが、下げが続いた分、含みは18万円ほど重くなりました。
今月いちばん悪化した1本です。買いの建玉も231万通貨まで増えています。


EUR/USD(ユーロドル)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.15966。月の前半に1.145台まで沈み、後半で1.16手前まで切り返して終えました。
50日線は1.158近辺で価格とほぼ重なっています。
75日線は1.162近辺で上、200日線は1.138近辺で下です。
【ファンダ】ドル側が月の後半にやや押された分だけ戻した、という見え方をしています。
ユーロが強くなったというより、相対の差が動いた印象です。
【トラリピ】新規17回・決済15回で+17,312円。2ヶ月続けての稼ぎ頭になりました。
ただ金額は先月の49,227円から3分の1です。
売り持ちなので水準が戻った分、含みは6万円ほど重くなっています。先月とは逆の形でした。


GBP/USD(ポンドドル)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.32400。先月末の1.31398から一度1.30台まで下げ、後半で戻して終えました。
200日線が1.324近辺にあり、ちょうどそこに接しています。
50日線は1.325近辺で下向き、75日線は1.332近辺です。
【ファンダ】ドルが押された局面で、ポンドもいっしょに戻したという受け止めです。
【トラリピ】今年5月の+41,663円を最後に、確定は出ていません。
動く幅そのものは出ているのですが、グリッドの利確までは届いていない状態が続いています。
ポジションサマリにも並んでいないので、今月ふくらんだ在庫にこの1本は関わっていません。


CAD/JPY(カナダ円)の日足チャート



【テクニカル】月末は111.765。先月末の109.949から1円80銭ほど上げ、上昇が続いています。
50日線は109.2近辺、75日線は108.5近辺、200日線は106.3近辺です。
3本とも価格の下にあります。
【ファンダ】円がいちばん弱いという構図が、そのまま出た形だとみています。
【トラリピ】レンジは99.976で、そこからまた離れました。
グリッドの外にいるため、今月も取引は発生していません。
ポジションを持っていないので、今月の在庫にも関わっていません。待つ時間が続きます。





赤字が二度続くと、さすがに何か変えたくなります。
ただ、いま在庫を減らす手は決済しかありません。それは値幅が戻ってくれば自動で進みますし、設定を足せば逆に増えます。
だから毎月の点検の場では、動かす理由があるかどうかだけを見ています。
今月はその理由が見つかりませんでした。何もしないを選ぶのも、一度どこかへ通しておくと持ち越せます。
42ヶ月のうち黒字が39ヶ月、赤字が3ヶ月。この比率を出せるのも、記録を続けてきたからでした。
3年6ヶ月、伸びた月も止まった月も同じ形で残してきました。同じやり方に興味のある方は、下のリンクから確かめてみてください。
免責事項・広告表記
本記事は過去の運用実績と個人的な見解の共有であり、特定の投資行動を推奨するものではありません。金融商品の取引には元本割れを含むリスクがあります。最終判断はご自身の責任で行ってください。
本ページには広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。リンク先の商品・サービスの詳細・条件は各公式サイトをご確認ください。

コメント