みっくトラリピを始めて、3年4ヶ月(40ヶ月目)。
2025年9月の収益はどうだったでしょうか—?
今月は、売った金額よりも、仕入れた量のほうが目立つ月になりました。
数字は淡々としているのに、棚の中身だけが重くなっています。
2025年9月のFXトラリピ月次損益実績報告(開始40ヶ月・3年4か月目)
今月の実績月次損益は次の通りでした。
※はスワップ振替後の確定ベースの金額です。




今月の総評


2025年9月の月次確定差益は+23,084円でした。
振替前の月間売買損益は+159,524円で、これは先月の208,133円ほどではないものの、平常の範囲です。
新規成立が263回、決済成立が183回。グリッド(一定間隔で並べた自動注文)は今月も止まらずに回りました。
営業日は22日あり、そのうち3日だけがゼロで、残りはすべてプラスです。
いちばん大きかったのは9月18日の+23,835円で、月の合計の15%ほど。どこか1日が引っ張った形ではありません。
寄与の順はAUD/NZD(オージーキウイ)の+54,427円、EUR/USD(ユーロドル)の+38,312円、NOK/SEK(ノックセック)の+37,443円と続きます。
確定が出た5ペアはすべてプラスでした。
ここまでは、いつもどおりの月に見えます。
ただ今月は、確定より先に評価のほうが動きました。
月末の口座は預託証拠金が38,891,132円、有効証拠金が32,711,864円、評価損益は▲6,179,268円、証拠金維持率は406%です。
先月末の評価損益は▲3,521,891円でしたので、ひと月で265万円分重くなりました。
維持率も先月の567%から下がっています。
スワップ振替は▲136,440円で、2025年に入ってからいちばん大きい額になりました。売買で積んだ159,524円のうち、8割以上がここで消えた計算です。
ただ、今月の主役はそちらではありません。
新規263回に対して決済183回。差の80回分、ポジションが増えたまま月をまたぎました。
相場が一方向に走ると、売り持ちのグリッドは新規ばかりが刺さって決済が追いつきません。増えた在庫がそのまま評価損として乗ってきます。
走らせたのはAUD/NZD(オージーキウイ)でした。ニュージーランド側の景気指標が弱く、追加の利下げ観測が出たことで水準が一段切り上がったとみています。
売り持ちが中心のペアなので、上に行かれた分がそのまま含みに変わりました。内訳は評価損の項でまとめます。
9月の動き(通貨別ハイライト)
- AUD/NZD(オージーキウイ)+54,427円
1.11台から1.14台へ一段上げ。新規97回・決済74回で在庫を増やしながらの寄与です。 - EUR/USD(ユーロドル)+38,312円
1.19手前まで上げてから戻す往復で、新規53回・決済46回とよく回りました。 - NOK/SEK(ノックセック)+37,443円
新規14回・決済14回。今月も回転数のわりに金額が残った省エネ型です。 - USD/CAD(ドルカナダ)+23,968円
新規76回に対して決済37回。先月とは逆に、在庫を積み増した側に回りました。 - EUR/GBP(ユーロポンド)+5,374円
月後半に0.873へ切り上げ、上側のグリッド帯に近づいた分決済が細りました。
リスクと運用姿勢(翌月への持ち越し)
証拠金維持率は406%、有効証拠金は32,711,864円です。
先月の567%から161ポイント下がりました。今年に入っていちばん低い水準です。
下がった理由ははっきりしていて、評価損が265万円ふくらんだことと、増えた数量分の必要証拠金です。
400%台はまだ余裕のある領域ですが、2ヶ月続けて細っている点は記録しておきます。
翌月に向けて決めているのはひとつです。水準が切り上がった方向に、設定を足さないことです。
動いた月ほど、動いた側にグリッドを広げたくなります。ただそれは、高い水準で数量を積む判断になりがちです。
設定を見直すなら、毎月の点検の場で落ち着いて決めます。月の途中で判断を差し込むことはしません。
抱えている在庫は、持っているだけでコストが出続ける側と、逆にスワップが積み上がっていく側に分かれます。中身は後半の評価損の項でまとめます。
毎月コンサルで設定を見直していますが、今月は資金管理に余裕を持たせてある形をそのまま維持する判断になりました。
水準が動いた月に、慌てなくていい理由を外の目と一緒に確認できるのは大きいです。



確定は+23,084円。数字だけ見ればほとんど動いていません。
その裏で、在庫は265万円分重くなりました。
売上は立っているのに、棚がどんどん埋まっていく感じです。
先月は「書くことがない」と言っていたのに、ひと月で随分景色が変わりました。
こういう月があるから、確定だけを追いかけてはいけないんだなと思います。
トラリピ開始からの累積実績損益の推移










開始から40ヶ月、全期間の累計損益は+8,588,541円になりました。折れ線は今月もわずかに右上へ伸びていますが、9月の一段分はほとんど目に見えません。
それでも線が下を向かなかったこと自体は、今月の成果だと思っています。同じ形を試してみたい方は、仕組みのほうから覗いてみてください。
2025年9月のFXトラリピ収益・通貨ペアの内訳


AUD/NZD(オージーキウイ):+54,427円 / 新規97回・決済74回
今月は月後半に一段上げる、走りの型でした。1.11台から1.14台へ切り上げ、50日線からも75日線からも大きく離れて終えています。
上側のグリッドに刺さり続け、新規97回に対して決済74回。積むほうが先行しました。
売り持ちが中心なので、上げた分がそのまま含みに乗ります。月末レートは1.14040で、レンジ上限の1.140にちょうど触れた位置です。
ここから上に抜けると仕掛けの外に出るため、次の水準は意識しています。
EUR/USD(ユーロドル):+38,312円 / 新規53回・決済46回
月中に1.19手前まで上げ、そこから1.17台まで戻す往復の型でした。50日線と75日線が重なる帯の上で終えています。
行って戻ってくれた分、新規53回・決済46回とバランスよく回りました。今月いちばん素直に稼いでくれたペアです。
売り持ちでスワップは受け取り側です。上の1.20は大きなラインだと見ているので、そこまでの距離を測りながら構えています。
NOK/SEK(ノックセック):+37,443円 / 新規14回・決済14回
0.937〜0.948を往復するレンジの型が続きました。50日線と75日線が0.942近辺で絡み合う横ばいです。
グリッドへのタッチは新規14回・決済14回と今月も少なめですが、それで+37,443円まで積めています。
買い持ちでスワップは受け取り側です。今月は含みも7万円ほど軽くなっており、7ペアのなかで唯一、評価が改善した側でした。
USD/CAD(ドルカナダ):+23,968円 / 新規76回・決済37回
1.37台のもみ合いから月末にかけて1.39台へ上げる型でした。50日線と75日線を上抜けて終えています。
上げの局面で新規76回が決済37回を大きく上回りました。先月は在庫を減らした側でしたが、今月は逆です。
売り持ちのマイナススワップが出続ける側なので、増えたのは素直に痛いところです。ここから積み増す判断はしません。
EUR/GBP(ユーロポンド):+5,374円 / 新規23回・決済12回
月前半は0.862近辺で動かず、後半に0.873まで切り上げる型でした。50日線の上に離れて終えています。
上に来た分新規23回が決済12回を上回り、確定は+5,374円にとどまりました。先月の15,627円からは大きく細っています。
売り持ちでスワップは受け取り側です。0.875の帯が近いので、これ以上の切り上がりは気にしています。
GBP/USD(ポンドドル):今月は確定なし
月中に1.37台まで上げたあと、月末は1.34台まで押し戻される型でした。50日線と75日線をどちらも下抜けて終えています。
上下には動いたのですがグリッドの利確にはつながらず、今月の確定はありません。稼働そのものは続けています。
CAD/JPY(カナダ円):今月は確定なし
106円台前半から107円台半ばの幅でもみ合い、月末に下げて106.344で終える形でした。200日線をわずかに上回る位置です。
グリッドの外にいるため今月も取引は発生していません。先月末の106.987からは、さらに0.6円ほど下げてきました。
戻ってくるまでは静観します。



今月の内訳で目立つのはUSD/CAD(ドルカナダ)の裏返りです。
先月は新規47回・決済72回で在庫を吐き出していたのに、今月は新規76回・決済37回。まるごと逆になりました。
私は何も設定を変えていません。相場が上に行っただけです。
同じ設定でも、月によってこれだけ表情が変わるんですね。
だから1ヶ月分の内訳だけを見て、良し悪しを決めないようにしています。
在庫が増えた月でも、内訳はこうして毎月そのまま残します。中身を見てみたい方はこちらからどうぞ。
証拠金維持率と評価損は?
2025年9月30日のポジションサマリ


- 預託証拠金:38,891,132円
- 有効証拠金:32,714,231円
- 評価損益:▲6,176,901円
- 証拠金維持率:406%
【図解】評価損の意味は前提で変わる


このスクリーンショットの数字が総評の欄とわずかに違うのは、撮影のタイミングが少しずれているためです。総評と、後半の全決済・資金効率の数字はExcelの月末値に合わせています。
評価損は合計で▲6,176,901円ですが、ひとまとめにすると中身が見えません。私はスワップの向きで分けて見ています。
ひとつはUSD/CAD(ドルカナダ)の売りのように、マイナススワップが出続ける側です。
▲2,173,737円を抱えており、先月の▲1,430,345円から74万円ほど重くなりました。上げの局面で新規が積み上がった分です。
重くなったのは、月末にかけての上げで50日線・75日線をどちらも上抜け、増えた在庫を戻す時間のないまま月をまたいだためだとみています。
もうひとつはNOK/SEK(ノックセック)の買い、EUR/GBP(ユーロポンド)やEUR/USD(ユーロドル)の売りのように、保有中にスワップが積み上がる側です。
NOK/SEK(ノックセック)は▲711,347円で、先月の▲783,029円から7万円ほど軽くなりました。
軽くなったのは、0.937〜0.948の往復の中で、建てた値のほうへ水準が戻ってきたからだとみています。
EUR/USD(ユーロドル)は▲452,540円とほぼ横ばい、EUR/GBP(ユーロポンド)は▲248,666円です。
この側はレンジから大きく外れないかぎり、過度に悲観はしていません。
そして今月いちばん動いたのがAUD/NZD(オージーキウイ)の▲2,590,312円です。
先月末は▲696,574円でしたので、ひと月で189万円分重くなりました。今月ふくらんだ265万円の、およそ7割がこの1本です。
ここまで重くなったのは、ニュージーランド側の利下げ観測が強まって水準が一段切り上がり、売り持ちの上を走られたためだとみています。
日足では50日線・75日線から大きく上に離れたままなので、上を試す流れが続くあいだは、この重さも残るかもしれません。
なお、口座のスワップ合計は+328,084円と出ていますが、これは保有中のポジションに積み上がっている受け取りスワップの累計です。
マイナス側は毎月の振替で先に精算しており(今月は▲136,440円)、プラス側は利確するまで精算されません。
この欄は仕組み上プラスに寄って見えます。単月の受け払いを差し引きした数字ではない、と付け加えておきます。


【図解】スワップ精算の仕組み


USD/CAD(ドルカナダ)の失敗トラリピ設定
トラリピを始めて数ヶ月の頃、自分の判断だけで並べた設定です。狭いレンジに高密度で置いたので、当たっている間は気持ちよく利確が続きました。
その後レンジを大きく外れ、いまも含み損とマイナススワップを抱えたまま残っています。
今月の月末レートは1.39256。1.37台のもみ合いから月末にかけて1.39台まで上げてきました。
先月末の1.37390からは1円半ほど上げ、1.32割れの目安からはさらに遠ざかった格好です。
先月はこの欄を書く気持ちが少し楽だと書いたのですが、ひと月でまた元に戻りました。
とはいえ想定の範囲内ではあります。この設定については、遠ざかった月も近づいた月も同じように書き残しておくつもりです。


今月は設定の追加・変更・削除はありません。稼働している中身は先月と同じで、CAD/JPY(カナダ円)だけがレンジの外で待機しています。
現在稼働中の設定
AUD/NZD(オージーキウイ)
EUR/GBP(ユーロポンド)
USD/CAD(ドルカナダ)
NOK/SEK(ノックセック)
EUR/USD(ユーロドル)
GBP/USD(ポンドドル)
CAD/JPY(カナダ円・レンジ外で待機中)



損切りするか、耐えるか。
仕掛ける前に決めておくのが、いちばん安い保険でした。
この設定については、当時それを決めていませんでした。
だから3年たっても、まだ「1.32を割ったら」という後付けの線を見ています。
いま動いているほうの設定には、最初からロスカットの位置を決めてあります。
失敗が高くついた分、そこだけは学べたのかなと思っています。
うまくいった話だけ並べても参考にならないので、この失敗も毎月そのまま置いています。中身から見てみたい方はこちらへ。
2025年9月のFX投資元本(トラリピ運用資金)


2025年9月時点で、預託証拠金は3,902万円、有効証拠金は3,298万円、入出金累計は3,010万円です。
今月も入金はしていません。入出金累計は3,010万円のまま据え置きです。
グラフを見ると、棒(預託証拠金)は先月より伸びているのに、折れ線(有効証拠金)だけが下を向いています。この開きが、今月ふくらんだ在庫の分です。
こういう月こそ入金して余力を足したくなるのですが、足せば当然もっと仕込めてしまいます。いまの資金でどこまで回せるかを見たいので、この水準は動かしません。
トラリピは、あらかじめ決めた値幅に注文を並べておき、相場が行き来するたびに自動で売買を繰り返す仕組みです。行き来せずに片道で走られると、今月のように在庫だけが増えます。
評価損益を含め、全決済したときの損益は?
確定した利益だけを見ていると、実力を過大に見積もってしまいます。抱えているポジションを全部決済したらいくらになるのか、という視点も並べておきます。
私はこれを小売業の在庫にたとえて考えています。
| 商売でいうと | トラリピでは |
|---|---|
| 店の在庫 | 未決済ポジション(評価損) |
| これまでの売上 | 確定利益 |
| 今日ぜんぶ売り払ったら | 全決済したときの損益 |
【図解】在庫のたとえ


在庫がゼロでは商売になりません。売れるまでは在庫として抱えているだけで、それ自体は失敗ではないという考え方です。
ただし仕入れすぎれば、廃棄(ロスカット)のリスクは確実に上がります。
評価損益を含めた全決済損益(仮定値)


- 月末評価額:▲6,179,268円
- 期末全決済損益:+2,409,273円
いま全部売り払ったとすると+2,409,273円です。先月の+5,043,566円から263万円ほど減りました。
確定で+23,084円積み上げた分は、評価損の拡大にまるごと飲み込まれています。
売上は立ったけれど、棚の中身が一気に膨らんだ月です。この数字が今月いちばん正直だと思っています。
ただ、これは在庫を今日ぜんぶ投げ売りしたらという仮定の話でもあります。投げ売りしないために余力を見ています。
資金効率の定義と比較
資金効率は、投じた元本に対してどれだけ稼げたかの割合です。私は2種類を並べて見ています。
ひとつは評価損益を含めない見方で、確定した利益だけを元本で割ったものです。実際に手にした結果がそのまま出るので、月ごとの働きぶりが分かります。
もうひとつは評価損益を含めた見方で、抱えている在庫も損益として織り込みます。相場が逆行すれば大きく沈むので、こちらのほうが現実に近い姿です。
| 見方 | 評価損益なし | 評価損益込み |
|---|---|---|
| 何を見るか | 確定した利益だけ | 確定+抱えている在庫 |
| 性格 | ぶれが小さい | 相場でぶれる |
| 使いどころ | 毎月の働きぶり | いま畳んだ場合の実力 |
指標は4つ並べます。当月分の月次、その年の年間累積、開始以来の累積、そして開始以来を年率に直した平均です。
【図解】資金効率の4つの見方


資金効率の推移(月次・年間累積・開始以来・平均)
資金効率(評価損益なし)


- 月次:0.08%
- 年間累積:6.32%
- 開始以来累積:28.53%
- 開始以来平均(年率換算):8.56%
確定ベースでは月次0.08%です。先月の0.28%からさらに落ちました。
売買そのものは回っていたのに、スワップ振替が重くて残らなかった月の姿です。年間累積は6.32%まで積み上がっています。
資金効率(評価損益込み)


- 月次:▲8.75%
- 年間累積:2.91%
- 開始以来累積:8.00%
- 開始以来平均(年率換算):2.40%
在庫を織り込むと月次は▲8.75%です。先月の▲0.63%とは桁が違います。
年間累積も11.67%から2.91%へ、開始以来累積も16.76%から8.00%へ落ちました。ひと月でここまで動くのは久しぶりです。
単月の数字はどうしても相場に振られます。私が地力だと思っているのは、開始以来の平均のほうです。
確定ベースで年率8.56%、在庫込みでは2.40%。在庫込みのほうは先月の5.16%から半分以下になりました。
ここまで動くと平均も揺れます。それでも下を向いた月の数字こそ、そのまま残しておくべきものだと思っています。
今月の資金効率まとめ



確定ベースは+0.08%、在庫込みは▲8.75%。
ここまで開いた月は、しばらくありませんでした。
片方はほぼゼロ、もう片方は大きくマイナス。同じ月の同じ運用を、違う物差しで測るとこうなります。
どちらか片方だけを載せれば、いくらでも印象は変えられるんですよね。
だから両方並べる形は、これからも変えないつもりです。
2025年9月末時点のチャート
9月は、方向感の出ない時間が続いたあとで、最後にいくつかのペアが片側へ走った月でした。
米国では0.25%の利下げが実施されましたが、事前に織り込まれていたようで、発表そのもので大きく動いた印象はありません。
国内は政局が読みにくく、次の枠組みが決まるまでは方向を決めにくいと感じています。政局が不安定になること自体が通貨を弱くする側に働きやすい、という整理もしています。
通商政策をめぐる司法判断も残っていて、これが覆れば株にも為替にも影響が出そうです。覆らなければ当面はこのままかなと。
10月・11月は警戒しながら見ていくつもりです。ドル円については、いまの水準では触らない方針を続けています。
AUD/NZD(オージーキウイ)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.14040。月後半に1.115近辺から一段切り上げ、50日線・75日線のどちらからも大きく上に離れて終えました。
200日線は1.096近辺で横ばいのままで、乖離はかなり広がっています。
上はレンジ上限の1.140、下は1.1195が目安です。
【ファンダ】ニュージーランド側の景気指標が想定より弱く、追加の利下げ観測が出たことでニュージーランドドルが売られたとみています。
オーストラリア側にも利下げの話が出てくれば戻る可能性はありますが、断定はできません。
【トラリピ】新規97回に対して決済74回で、積むほうが先行しました。
+54,427円と今月の最大寄与ですが、同時に含みも189万円分重くなっています。
売り持ちのペアが上に走ると何が起きるかが、そのまま出た月でした。
レンジ上限に触れた位置なので、ここから上は仕掛けの外に出ます。


EUR/GBP(ユーロポンド)の日足チャート



【テクニカル】月末は0.87280。月前半は0.862近辺で動かず、後半に切り上げて50日線の上に離れて終えています。
上は0.875の帯がすぐそこ、下は0.870が意識される位置です。
【ファンダ】月の半ばまでは横ばいが続く想定で構えていたのですが、後半に上へ抜けてきました。
ユーロ側とポンド側の綱引きで、どちらかに大きく傾いたというより、じわりと動いた印象です。
【トラリピ】新規23回に対して決済12回で、確定は+5,374円にとどまりました。
先月の15,627円から3分の1です。
売り持ちでスワップは受け取り側なので慌ててはいませんが、上の帯が近い分、切り上がりが続くかどうかは見ています。


USD/CAD(ドルカナダ)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.39256。1.37台のもみ合いから月末にかけて上げ、50日線と75日線をどちらも上抜けて終えました。
上は1.398の帯、そのすぐ上を200日線が下りてきています。
【ファンダ】ドルが大きく崩れる展開になれば、このペアは下がります。
その局面ではユーロドルのほうが上がるので、組み合わせとしては相殺関係になると整理しています。
【トラリピ】上げの局面で新規76回が決済37回を大きく上回りました。
+23,968円は確定しましたが、在庫は74万円分増えています。
売り持ちのマイナススワップが出続ける側なので、増えたのは素直に痛いところです。
先月は減った、今月は増えた。設定はこのままにして、行き来が戻るのを待ちます。


NOK/SEK(ノックセック)の日足チャート



【テクニカル】月末は0.94215。0.937〜0.948の往復が続き、50日線と75日線が0.942近辺で絡み合う横ばいです。
200日線は0.948近辺まで下りてきており、上値の重さは少しずつ和らいでいます。
【ファンダ】当月はこのペアについて見直す論点がありませんでした。
他が動いた月に動かないでいてくれるのは、それだけでありがたいところです。
【トラリピ】新規14回・決済14回とぴったり同数で、それで+37,443円まで持っていけました。
買い持ちでスワップは受け取り側です。
含みも7万円ほど軽くなっており、今月7ペアのなかで唯一、評価が改善した側でした。
回転数のわりに効率がよく、今月はこのペアに助けられています。


EUR/USD(ユーロドル)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.17303。月中に1.19手前まで上げたあと、1.17台まで戻して終えました。
50日線と75日線が1.166近辺で重なっており、その上での推移です。
上は1.20、下は1.16の帯が意識されます。
【ファンダ】金利イベントの直後は上げたものの、その後は落ち着いて水準を下げてきたとみています。
ドルが大きく崩れる展開になれば、上に振れやすい位置だと考えています。
【トラリピ】新規53回・決済46回とバランスよく回り、+38,312円になりました。
行って戻る形になってくれたので、今月いちばん素直に稼いでくれたペアです。
売り持ちですが含みはほぼ横ばいで、スワップも受け取り側。今月はこういう動きがいちばんありがたく感じました。


GBP/USD(ポンドドル)の日足チャート



【テクニカル】月末は1.34389。月中に1.37台まで上げたあと押し戻され、50日線と75日線をどちらも下抜けて終えました。
200日線は1.312近辺をゆっくり上げてきています。
【ファンダ】ドルの方向が定まらないなか、英国側の材料も決め手を欠いたまま、という受け止めです。
【トラリピ】上下には動いたのですが、グリッドの利確にはつながらず今月の確定はありません。
稼働そのものは続けています。
先月は上に戻して終わり、今月は行って戻る。どちらの月も確定ゼロというのは、少しもどかしいところです。


CAD/JPY(カナダ円)の日足チャート



【テクニカル】月末は106.344。106円台前半から107円台半ばの幅でもみ合い、月末に下げて200日線をわずかに上回る位置で終えました。
50日線は上から下りてきており、75日線と重なりつつあります。
【ファンダ】円は方向を決めきれない地合いが続いており、9月も上に走る場面はありませんでした。
【トラリピ】グリッドの外にいるため、今月も取引は発生していません。
先月末の106.987から、さらに0.6円ほど下げてきました。
ポジションを持っていないので、今月ふくらんだ在庫にはこのペアだけが関わっていません。
待つ時間があるのも、この手法では普通のことだと考えています。





在庫が一気に増えた月に、いちばん怖いのは自分の判断です。
上に行かれた通貨を見ていると、追いかけて仕掛け直したくなります。
3年前の私なら、たぶん動かしていました。実際それでいまも残っている設定があります。
点検の場が毎月あると、「今回は動かさない」を根拠のある選択として置けます。
ひとりだと、それはただの様子見にしか思えないんですよね。
3年4ヶ月、良い月も重い月も同じ形で記録を続けてきました。同じ仕組みを試してみたい方はこちらからどうぞ。
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